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NHK BSハイビジョンにて『Amazing Voice <イタリア編>』にパーソナリティ出演!

NHK BSハイビジョンにて放送される『Amazing Voice<イタリア編>』(3夜連続)に、フミヤがパーソナリティ出演します。

■放送日時 
<第1回>1月31日(月)22:00〜23:00
<第2回> 2月1日(火)22:00〜23:00
<第3回> 2月2日(水)22:00〜23:00

■番組内容
地球上に「魂を揺さぶる」驚異の歌声が満ちている。その国、その土地では、多くの人々の心を酔わせる歌声であっても、メジャー音楽産業に取り上げられていないゆえ、日本にまで届いていない、驚異の歌声。そんな歌声にジャンルを問わず耳を傾けながら、
「人はなぜ歌うのか」「歌はなぜ心を揺さぶるのか」を感じ取る、新しい音楽・紀行バラエティ。今回はイタリアを舞台に、多彩な歌声を3夜連続で堪能してもらう。

届いた歌声に耳を傾けるのは、自らも島の歌姫として見出された元ちとせ、異国の様々な歌声に強い興味をいだく藤井フミヤのふたり。歌声にまつわる文化、歴史、歌い手の人生など歌声を彩る情報を、身体全体で歌が大好きという林隆三(声の出演)が伝える。

第1回「南へ北へ」
南北に長いイタリア、北と南で「驚異の歌声」も異なる。オリーブの木の下で激しいリズムで歌うキリアッティは南部では名の知られた若い歌姫。地中海の様々な音楽が混じり合った音楽だ。名を馳せても都会には行かない、という。土地と結びついた彼女の歌声とソウルを堪能する。いっぽうアルプスのふもとの村々にはプロの男声合唱団が奥深いハーモニーを奏でていく。まるでひとつの声のようなハーモニーは伝説になっている。

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第2回「ミーナ」
1978年のコンサートを最後に人前で歌うことを一切やめた歌姫ミーナ。以来毎年、1〜2枚のアルバムを創り続け、現在も健在。日本でもカヴァーされザ・ピーナツ(月影のナポリ)、弘田三枝子(砂に消えた涙)、矢沢永吉も歌っている。なぜ人前から姿を消したか?それでも人々がCDを今も待ち続ける「声の秘密」は何?カヴァーの歌声、ミーナに影響された歌手の歌声、ミーナ自身の年を追い円熟する歌声に耳を傾け続ける。

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第3回「男と女」
1950年代、民族学者ロベルト・レイディが収集した歌の町として知られるチェリアーナの歌声を出発点にステージではなく、生活の中に「驚異の歌声」を発掘する。「バス・ボンーネ(杖)」と呼ばれる4つのパートに分かれる美しいハーモニーは、町の人たちが数百年に渡って育んできた暮らしの中に根付く歌声だ。また、映画「にがい米」で描かれた田植歌、季節労働者として水田で働く女性たちが「会話禁止」ゆえに歌い始めた歌声も紹介。のちに労働運動を支え、広く人々の心を揺るがした。21世紀の今は、失業や環境問題など、先の見えない現代のイタリア社会に悩む若者たちのカリスマが「方言」で生活実感を歌う歌声が強い共感を呼び始めている。

『歌声ミニ知識』として「グレゴリオ聖歌の響きの謎解き」なども登場する。
<修道院の建物自体が「声を響かす構造をもつスピーカーのような建築」であること>など、「歌声」にまつわるエピソードを専門家の紹介で伝える。